“なげこみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
投込75.0%
密告25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世に無惨むざんなる話しは数々あれど本年七月五日の朝築地あざな海軍原の傍らなる川中に投込なげこみありし死骸ほど無惨なる有様は稀なりかくさえも身の毛逆立よだつ翌六日府下の各新聞紙皆左の如く記したり
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
ちょっとした密告なげこみがありましたンで、捨てもおけず、こうやって詮議の真似事をいたしましたが、よく筋が通りましたから、これで引きとることにいたします。
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)