“サシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:さし
語句割合
密告100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんといったって、ほんとは久我が殺ったんじゃないでしょう。だから、久我を密告サシて苦しめることだけはかんべんしてちょうだい……それを、お願いに来たのよ」
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「じゃア、なんのためにおれを密告サシた。……洒落か。……それとも、酔狂か」
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「てめえが密告サシたと教えてくれたやつがある。……言え!」
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「捕まらなけゃあ、わちきが密告サシてやる」
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)