“なく/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
泣々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
付て一同に通夜迄もなし翌朝よくあさ泣々なく/\野邊のべおくりさへいとねんごろに取行なひ妻の紀念かたみ孤子みなしご漸々やう/\男の手一ツにそだてゝ月日を送りけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
という意見が一々胸にこたえて、孝助はたゞへい/\有難うございますと泣々なく/\
何と申し又商賣しやうばい何渡世なにとせいなるやと尋ねられ寶澤は泣々なく/\父は源兵衞と申し餠屋商賣もちやしやうばいなりと口より出任でまかせこたへければ亭主は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)