“なかどま”の漢字の書き方と例文
語句割合
中土間100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが昔(むかし)の本陣(ほんぢん)だと叔父(をぢ)が言(い)つただゞつ廣(ぴろ)い中土間(なかどま)を奧(おく)へ拔(ぬ)けた小座敷(こざしき)で、お平(ひら)についた長芋(ながいも)の厚切(あつぎり)も、大鮪(おほまぐろ)の刺身(さしみ)の新(あたら)しさも覺(おぼ)えて居(ゐ)る。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
見上げた破風口(はふぐち)は峠ほど高し、とぼんと野原へ出たような気がして、縁(えん)に添いつつ中土間(なかどま)を、囲炉裡(いろり)の前を向うへ通ると、桃桜(ももさくら)溌(ぱっ)と輝くばかり、五壇(ごだん)一面の緋毛氈(ひもうせん)、やがて四畳半を充満(いっぱい)に雛
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)