“なかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仲仕88.9%
仲為11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新助は仲仕なかしを働き、丹造もまた物心つくといきなり父のく荷車の後押しをさせられたが、新助はある時何思ったか、丹造に、祖先の満右衛門のことを語ってきかせた。
勧善懲悪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
私のかお何処どこ幼顔おさながおて居ると云うそのうちには、私に乳をましてれた仲仕なかし内儀かみさんもあれば、又今度こんど兄の供をして中津から来て居る武八ぶはちと云うごく質朴な田舎男いなかおとこ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
仲為なかしのような為事しごとをする労働者の家だと士官が話して聞せた。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)