“どくみず”の漢字の書き方と例文
語句割合
毒水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「で、ついに、毒水どくみずらわなかった。水を食らえば体重はばいの上にもなるゆえ、けっして、いくら大鷲おおわしでもくわえて飛べたものじゃない」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ゆうべはっくらでわからない。いずれ毒水どくみずんだろう、朝になったらねんのために、生死をたしかめにいこうと思っていたところなので」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——この山城やまじろは三だんぐるわおくとりでのものは毒水どくみずをのんでたおれたにしろ、まだ八ごう外城そとじろのものは、無事ぶじでなにも知らずにいるかも知れない」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)