“どうぞう”の漢字の書き方と例文
語句割合
銅像100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと月ほどもすぎますと、おかの上には、ふしぎな銅像どうぞうができました。一ぴきの、小さな馬をまたいで立っている、わかい軍人ぐんじんの銅像でした。
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
あそんであるくのも、なかなかほねのおれることだ。田圃たんぼはたらくのとわりはない。明日あすは、上野うえのやまへいって、西郷さいごうさんの銅像どうぞうてこよう……。
銅像と老人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし銅像どうぞうは、むかしとちっともかわらずに、にれの木のかげに、ぼっそり立って、村のほうにほほえみかけていました。
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)