“どうしゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同瞬50.0%
童俊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが今、手が柄に掛ると同瞬どうしゅん、そのままね上げればいいのだ。刀は、みずから糸を断ち、羽織のすそを潜って、眼前に躍り出る。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
が、それと同瞬どうしゅん、駕籠の中から、れをいて突き出して来た銀ののべ棒——三尺の秋水しゅうすいだ。声がした。「つばを見ろ!」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
盛庸等海舟かいしゅうに兵を列せるも、皆おおいに驚きおどろく。燕王諸将をさしまねき、鼓譟こそうして先登せんとうす。庸の師ついえ、海舟皆其の得るところとなる。鎮江ちんこうの守将童俊どうしゅんす能わざるを覚りて燕に降る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)