“とりいれどき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
収穫時40.0%
收穫時30.0%
収穫期30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉葱やキャベツの収穫時とりいれどきには、彼の小さな弟や妹たちまでしり端折ぱしをりをして裸足はだしで手伝ひに出かけた。玉葱を引抜いたり、キャベツをざるに入れて畑から納屋なやへ運んだりした。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
あはれみ給へ、收穫時とりいれどき病人びやうにんのやうに、小股こまたにて出て來る目付を。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
ところが、やがて五六ヶ月経って秋の収穫期とりいれどきになると、後家さんの下ッ腹が約束の通りにムクムクとセリ出して来たのでドエライ評判になった。どこの稲扱いねこでもこの噂で持ち切った。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)