“とりいづ”の漢字の書き方と例文
語句割合
取出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くたまさかに取出とりいづるにもゆびさきこわきやうにて、はか/″\しうはひがたきを、ひとあらば如何いかばかり甲斐がひなくあさましとおもふらん
雨の夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かくたまさかに取出とりいづるにも指の先こわきやうにて、はか/″\しうはひがたきを、かの人あらばいかばかり言ふ甲斐かひなく浅ましと思ふらん、など打返しそのむかしの恋しうて
あきあはせ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)