“とほりぬけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
通抜60.0%
通拔40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽車の帰途かへりの路すがら、奈何どうしても通抜とほりぬけが出来なかつたから、突然ではあつたが、なつかしい此村を訪問したと云ふ事、今では東京に理髪店を開いてゐて、熟練じゆくれんな職人を四人も使つてるが
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
聞て三五郎是は有難しと後について大方丈を通拔とほりぬけ鼓樓ころうの下をくゞりて和尚の座敷の縁側えんがはまかり出平伏なすに此時可睡齋かすゐさいは靜かにころもの袖をかき合せながら三五郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
移民宮殿を通拔とほりぬけす。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)