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とかくし
ふりがな文庫
“とかくし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兎角子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎角子
(逆引き)
余
(
よ
)
こたへて、そはあるじが持玉ふ
年浪草
(
としなみぐさ
)
に吾山があらましはしるせり、かの書を見玉へといひしに、
兎角子
(
とかくし
)
は酒にも
酔
(
ゑひ
)
たれば
戯言
(
たはふれ
)
ていふやう、鬼のくるといふ事いかでそらごとならん
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ひとゝせ
歳越
(
としこし
)
の
夜
(
よ
)
、
余
(
よ
)
が
点
(
てん
)
をしたる
俳諧
(
はいかい
)
の
巻
(
まき
)
を
懐
(
ふところ
)
にし、
俳友
(
はいいう
)
兎角子
(
とかくし
)
を
伴
(
ともな
)
ひ、その
巻
(
まき
)
の
催主
(
さいしゆ
)
のもとへいたりて巻を
主
(
あるじ
)
に
遣
(
つかは
)
しければ、よろこびて、
今夜
(
こよひ
)
はめでたき夜なり、ゆる/\
語
(
かた
)
り玉へとて
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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