トップ
>
てんじょううら
ふりがな文庫
“てんじょううら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天井裏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井裏
(逆引き)
宮は無力な
落人
(
おちゅうど
)
にすぎない。身一ツ
高野
(
こうや
)
を
恃
(
たの
)
んで来られたのだ。これを
扶
(
たす
)
けぬのは仏心にそむく。——一山の衆議はすぐきまって、宮は、大塔とよぶ
大伽藍
(
だいがらん
)
の
天井裏
(
てんじょううら
)
に
匿
(
かくま
)
われた。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
買い求めると番頭に
見咎
(
みとが
)
められぬように
棹
(
さお
)
と
胴
(
どう
)
とを別々に
天井裏
(
てんじょううら
)
の
寝部屋
(
ねべや
)
へ持ち込み
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
まったく、どこの
地下室
(
ちかしつ
)
にも、
天井裏
(
てんじょううら
)
にも、教会にも、お
城
(
しろ
)
にも、
酒造
(
さけつく
)
り
場
(
ば
)
にも、
製粉所
(
せいふんじょ
)
にも、そのほか人間の住んでいるところなら、ありとあらゆるところに住んでいたものです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
てんじょううら(天井裏)の例文をもっと
(14作品)
見る
検索の候補
てんじやううら
てんじやうゝら