“てつわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄環60.0%
鉄輪40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてあの二つの鉄環てつわから、豚の足を解いて助手が云う。
フランドン農学校の豚 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
二百里の長き車は、牛を乗せようか、馬を乗せようか、いかなる人の運命をいかに東のかたはこび去ろうか、さらに無頓着むとんじゃくである。世をおそれぬ鉄輪てつわをごとりとまわす。あとは驀地ましぐらやみく。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
重々しい鉄輪てつわの車を解放ときはなされて
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)