“つれさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
連様60.0%
伴様20.0%
連樣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不図ふとある宿屋へ着くと、婢女じょちゅうが、二枚の座蒲団を出したり、お膳を二人前えたりなどするので「おれ一人だよ」と注意をすると、婢女じょちゅうは妙な顔をして、「お連様つれさまは」というのであった
因果 (新字新仮名) / 小山内薫(著)
「関根さん、お伴様つれさまが見えました」
水郷異聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
連樣つれさまつ——と下階したから素頓興すとんきようこゑかゝると、「みんなるかい。」と紅葉先生こうえふせんせいこゑがした。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)