“つくりぬし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
造主58.3%
創造主8.3%
創造者8.3%
製造主8.3%
製造人8.3%
造物主8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私に造主つくりぬしはきつと私の爲ることを許して下さるだらう。世の中の判斷には——私は、それに係らない。人々に意見には——私はそれを蔑視べつしする。
「もう澤山だ。奇蹟の創造主つくりぬし。おのれ!」
道化の華 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)
左様さよう先祖せんぞといえば先祖せんぞであるが、むし人間にんげん遠祖えんそ人間にんげん創造者つくりぬしったがよいであろう。つまり竜神りゅうじんがそのまま人間にんげん変化へんげしたのではない。
「他に何んの用があろう、この名薬の製造主つくりぬしを、記録によって見付けるのでござる」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「すなわち殿のご家臣の中に、薬の製造人つくりぬしはあるのでござる」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
中には「頼みもしないのにこんなみじめな世の中へ生んで貰って、もしこの世界の造物主つくりぬしとやらが見つかったら、一言恨みを言ってやる」
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)