“ぢがね”の漢字の書き方と例文
語句割合
地金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九助が妻と致させて是よりたがひかせぎける然れども只今は親九郎右衞門がゆづりの田地はしちに入てあるゆゑ伯父の田地のみにて萬事足ぬ勝なる上九郎兵衞も徐々そろ/\地金ぢがねを出し九助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
が、家宅捜索かたくそうさくをすると、時価じか概算がいさん億円おくえん相当そうとうする金塊きんかい白金はくきん、その地金ぢがね居室きょしつ床下ゆかしたから発見はっけんされたため、ついにつつみきれずして、刈谷音吉かりやおときち毒殺どくさつのてんまつを自供じきょうするにいたつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)