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ちょっきょ
ふりがな文庫
“ちょっきょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
勅許
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勅許
(逆引き)
この
香木
(
こうぼく
)
は
聖武
(
しょうむ
)
天皇の御代、中国から渡来したもので、
正倉院
(
しょうそういん
)
に
封
(
ふう
)
じられて、
勅許
(
ちょっきょ
)
がなければ、観ることすらゆるされないものだった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
安政五年
戊午
(
ぼご
)
正月、大いに
攘夷
(
じょうい
)
論を唱う。閣老掘田
正篤
(
まさひろ
)
京都に
遊説
(
ゆうぜい
)
す。三月、
大詔
(
たいしょう
)
煥発
(
かんぱつ
)
。四月、井伊
大老
(
たいろう
)
となる。六月、
勅許
(
ちょっきょ
)
を
俟
(
ま
)
たずして、米国条約の調印をなす。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
彼が
勅許
(
ちょっきょ
)
を経ずして米国仮条約に調印したるが如きは、開国に向って大歩急転したる偉業にして、彼が開国家としての功徳
頌
(
しょう
)
すべきもの浅からずといえども、これ彼が自動的に
然
(
しか
)
せしにあらず
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
○同六月二十日、
勅許
(
ちょっきょ
)
を
俟
(
ま
)
たず
亜米利加
(
アメリカ
)
仮条約に調印す。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
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