“ちょしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
著者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本篇(ほんぺん)を集成(しゅうせい)したるものは私(わたくし)でありますが、私自身(わたくしじしん)をその著者(ちょしゃ)というのは当(あた)らない。私(わたくし)はただ入神中(にゅうしんちゅう)のT女(じょ)の口(くち)から発(はっ)せらるる言葉(ことば)を側(はた)で筆録(ひつろく)し、そして後(あと)で整理(せいり)したというに過(す)ぎません。
後見の父親房は、あの「神皇正統記」の著者(ちょしゃ)でもあった。それでもわかるように身を持(じ)すことみずからきびしく、神国、皇室、万世一系を緯(い)とする主義のほかには生きがいもないかのような人である。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)