“ちょうえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
張衛28.6%
張栄14.3%
張詠14.3%
趙叡14.3%
重栄14.3%
長裔14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟の張衛ちょうえいもまた、楊松と親密なので、大いに馬超を讒言ざんげんし始め、馬超は漢中の兵を借りたのを奇貨として、私に蜀を攻め取り、後には漢中へ弓をひく料簡だろう——と
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
西晋せいしん永嘉えいか五年、張栄ちょうえい高平こうへい巡邏主じゅんらしゅとなっていた時に、曹嶷そうぎという賊が乱を起して、近所の地方をあらし廻るので、張は各村の住民に命じて、一種の自警団を組織し
中国の宋の時代の賢臣に張詠ちょうえいという人がおりましたが、その人はこういう意味のことをいっています。
青年の思索のために (新字新仮名) / 下村湖人(著)
副将の眭元けいげんは行方知れず、趙叡ちょうえいは逃げそこねて討ち殺された。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
善光寺如来ぜんこうじにょらい御神籤おみくじをいただいて第五十五の吉というのを郵便で送ってくれたら、その中にくもさんじて月重ねて明らかなり、という句と、花ひらいて再び重栄ちょうえいという句があったので
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一切を長裔ちょうえいに行わしめ、彼を長史に任じ、杜瓊とけい諫議かんぎ大夫に、杜微とび楊洪ようこう尚書しょうしょに、孟光、来敏らいびんを祭酒に、尹黙いんもく李譔りせんを博士に、譙周しょうしゅうを太史に、そのほか彼の目がねで用いるに足り
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)