“張衛”の読み方と例文
読み方割合
ちょうえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総司令の張衛ちょうえいは、いち早く、南鄭なんてい陝西省せんせいしょう・漢中の一部)へ逃げ落ちてしまい、楊昂は、後方の火の手に愕いて、追撃を止め、あわてて引っ返してくるとその途中
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弟の張衛ちょうえいもまた、楊松と親密なので、大いに馬超を讒言ざんげんし始め、馬超は漢中の兵を借りたのを奇貨として、私に蜀を攻め取り、後には漢中へ弓をひく料簡だろう——と
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すでに外郭の防禦も抛棄して、味方は四散しだしたと知ると、張魯の弟の張衛ちょうえい
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)