“ちやうほん”の漢字の書き方と例文
語句割合
張本100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松島は愉快げに尻目に掛けつ「然らば閣下、山木の恋婿こひむこをば自分から御披露に及びませう——日本社会党の領袖、無政府主義の張本ちやうほん、同胞新聞主筆篠田長二君と仰せられるのださうでツ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
げふとして暫く此山中に住居しが次第々々に同氣どうき相求あひもとむる手下の出來いできしかば今は三十一人の山賊さんぞく張本ちやうほんとなり浮雲ふうんとみに其日を送りける然るに一年ひととせ上方に住し折柄をりから兄弟のやく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此道玄次郎と云は當時盜賊たうぞく張本ちやうほんにて手下の者百五六十人もあり諸所にて押込み夜盜を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)