“恋婿”の読み方と例文
読み方割合
こひむこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大佐はひやゝかに片頬かたほに笑みつ「はア、閣下、山木には無骨ぶこつな軍人などは駄目ださうです、既に三国一の恋婿こひむこ内定きまつて居るんださうですから」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
松島は愉快げに尻目に掛けつ「然らば閣下、山木の恋婿こひむこをば自分から御披露に及びませう——日本社会党の領袖、無政府主義の張本ちやうほん、同胞新聞主筆篠田長二君と仰せられるのださうでツ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)