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ちびふで
ふりがな文庫
“ちびふで”の漢字の書き方と例文
語句
割合
禿筆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禿筆
(逆引き)
のつそつしながら
煤
(
すす
)
びたる
行燈
(
あんどん
)
の横手の
楽落
(
らくがき
)
を
読
(
よめ
)
ば山梨県士族
山本勘介
(
やまもとかんすけ
)
大江山
(
おおえやま
)
退治の際一泊と
禿筆
(
ちびふで
)
の
跡
(
あと
)
、さては英雄殿もひとり旅の退屈に閉口しての
御
(
おん
)
わざくれ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
新墓
(
にいつか
)
の垣に紅白の
木槿
(
もくげ
)
が咲いて、あかい小さい
蜻蛉
(
とんぼ
)
がたくさん集まって飛んでいる。
卒塔婆
(
そとば
)
の新しいのに、和尚さんが例の
禿筆
(
ちびふで
)
をとったのがあちこちに立っている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
鼻紙を一枚、念入りに
皺
(
しわ
)
を拵へて、ガラツ八の膝の下に置くと、
禿筆
(
ちびふで
)
へたつぷり
墨汁
(
すみ
)
を含ませて、嫌がる手に持たせました。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ちびふで(禿筆)の例文をもっと
(10作品)
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