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ちっそく
ふりがな文庫
“ちっそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
チッソク
語句
割合
窒息
82.9%
窒塞
8.6%
蟄息
8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窒息
(逆引き)
かれは煙に巻かれて
窒息
(
ちっそく
)
している巌の体に足をふれた、かれは狂気のごとくそれを肩にかけた、そうしてきっと窓の方を見やった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ちっそく(窒息)の例文をもっと
(29作品)
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窒塞
(逆引き)
台所へ入った閻婆は、鶏の肉をほぐしたり、
窯
(
かまど
)
の火を見たりしながら、内心、舌を出していた。男と女とは、
窒塞
(
ちっそく
)
する場所へ一ツに入れておけば自然なるようになるものというのが婆の哲学だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちっそく(窒塞)の例文をもっと
(3作品)
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蟄息
(逆引き)
昨夜
(
ゆうべ
)
の雨に
甲板
(
デッキ
)
は流るるばかり濡れたれば、乗客の
多分
(
おおく
)
は室内に
籠
(
こも
)
りたりしが、やがて日光の雲間を漏れて、今は
名残
(
なごり
)
無く乾きたるにぞ、
蟄息
(
ちっそく
)
したりし乗客
等
(
ら
)
は、先を争いて
甲板
(
デッキ
)
に
顕
(
あらわ
)
れたる。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ちっそく(蟄息)の例文をもっと
(3作品)
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