“ちすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
池水50.0%
智水25.0%
血吸25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川三百年の風流の生粋きっすいが、毛筋で突いたやうな柳と白鷺しらさぎ池水ちすいきざみ込まれた後藤派の目貫めぬきのやうなものを並べて、自分の店から持つて来たいろ/\の専門の道具や薬品を使つて手入れしながら
過去世 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
五智光院ごちこういんを建立、亀井かめいの水を五瓶ごびょう智水ちすいとして伝法灌頂でんぽうかんじょうをお遂げになったのである。
又はそこいらの地物じぶつや、自分より強い者の姿に化ける……なぞ、低級、卑怯な人間のする事は皆、かような虫の本能の丸出しで、俗諺ぞくげんにいう弱虫、蛆虫うじむし米喰こめくい虫、泣虫、血吸ちすい虫、雪隠せっちん虫、屁放へっぴり
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)