“だがし”の漢字の書き方と例文
語句割合
駄菓子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お三輪はそれを和助のそばに置いて、これは駄菓子だがしのたぐいとは言いながら、いい味の品で、両親の好物であるからと言って見せたりした。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
二人ふたりは、駄菓子だがしや、荒物あらものなどを、そのちいさなみせさきにならべて、それによって、その、そのらしていたのです。
花と人間の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
駄菓子だがし草鞋わらじ糸繰いとくりの道具、膏薬こうやく貝殻かいがらにはいった目薬、そのほか村で使うたいていの物を売っている小さな店が一軒きりしかなかったのである。
おじいさんのランプ (新字新仮名) / 新美南吉(著)