“たんきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
探求50.0%
探究25.0%
短弓25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
探求たんきゅうを進めてゆくと、雑音の原因は、家の前を通る列車の電気機関車が、架空線かくうせんに接触するところで、小さい火花を生ずるためで、ことに大きい雑音は、架空線ののところで起ることが判った。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
まことに不審のいたりであった。それを探究たんきゅうすべく、灯台の職員で、身の軽い瀬戸さんという中年の人と、その配下はいかの平木君という青年とが、身をていしてその松の木をよじ登って行った。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かつは一を知って十を知る悧発りはつであるばかりでなく、四川弓しせんきゅうと呼ぶ短弓たんきゅう手挟たばさみ、わずか三本の矢を帯びて郊外に出れば、必ず百きんの獲物を夕景にはさげて帰るというのでも
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)