“たまのすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉之助50.0%
球之介50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉之助たまのすけなづ掌中たなそこの玉といつくしみそだてけるしかるに妻は産後の肥立ひだちあし荏苒ぶら/\わづらひしが秋の末に至りては追々疲勞ひらうつひ泉下せんかの客とはなりけり嘉傳次の悲歎ひたんは更なりをさなきものを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かねて知らねばなまじひに、走り出で路に迷うて、程もなく追詰められ、行戻さるることしもあらば、わが上のみか球之介たまのすけが、命も保ちがたかるべし、畜生にだも劣る山賊の
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)