“たいしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
帝釈95.8%
貸借4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝釈たいしゃくの天宮に住む天人、名はノルテオクが天帝の園に花を採る若い天女に非望をいだいた罰として、天帝を拝みに来る諸天神の足を浄める役にされたが
脇立わきだちの梵天ぼんてん帝釈たいしゃくの小さい塑像(日光にっこう月光がっこうともいわれる)が傑作であることには、恐らく誰も反対しまい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
双方共にいやしくも封建の残夢を却掃きゃくそうして精神を高尚の地位に保つことあたわざる者より以下は、到底とうていこの貸借たいしゃくの念を絶つこと能わず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)