“そでこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
袖子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十四、五になる大概たいがいいえむすめがそうであるように、袖子そでこもその年頃としごろになってみたら、人形にんぎょうのことなぞは次第しだいわすれたようになった。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しかし、袖子そでこはまだようや高等小学こうとうしょうがくの一学年がくねんわるかわらないぐらいの年頃としごろであった。彼女かのじょとてもなにかなしにはいられなかった。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
どうしたはずみからか、その袖子そでこ金之助きんのすけさんをおこらしてしまった。子供こども袖子そでこほうないで、おはつほうへばかりった。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)