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ぜんへん
前編に
載たる
三国嶺の
図は、牧之老人が
草画に
傚て京山
私儲満山に
松樹を
画り。
余越遊の時三国嶺を
踰しに
此嶺はさらなり、前後の
連岳すべて松を見ず。此地にかぎらず越後は松の
少き国なり。
前編に
載たる
三国嶺の
図は、牧之老人が
草画に
傚て京山
私儲満山に
松樹を
画り。
余越遊の時三国嶺を
踰しに
此嶺はさらなり、前後の
連岳すべて松を見ず。此地にかぎらず越後は松の
少き国なり。
我が「罪と罰」一
卷に
見るところのもの
全篇悉く慘憺たる血くさき殺戮の跡を印するを認むるなり