“せんがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅学33.3%
仙覚33.3%
仙楽16.7%
先学16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依之増修ぞうしうせつに於て此事はかの書に見しとおぼえしも、其書を蔵せざれば急就きうしの用にべんぜず、韈癬べつせんするが多し。かつ浅学せんがくなれば引漏ひきもらしたるもいと多かるべし。
右二首の歌に在る山治左ならびに山萵苣すなわちヤマヂサという植物につき、まず仙覚せんがく律師の『万葉集註釈』すなわちいわゆる『仙覚しょう』の解釈を見ると
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
心の奥で思いながら、宋江は楼台を上ってさらに深い所の殿前でんぜんにぬかずいていた。どこやらに聞える仙楽せんがく喨々りょうりょうと世の常ではない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先学せんがくはこの歌にも寓意を云々うんぬんし、「弓削皇子にたてまつる歌なれば、をのをのふくめる心あるべし」(代匠記初稿本)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)