仙覚せんがく)” の例文
その頃まだ百五十首ばかり読めない歌が残っていたのだが、それは鎌倉の中頃、仙覚せんがく律師の新点で一応すべてみ解かれるようになるのである。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
右二首の歌に在る山治左ならびに山萵苣すなわちヤマヂサという植物につき、まず仙覚せんがく律師の『万葉集註釈』すなわちいわゆる『仙覚しょう』の解釈を見ると
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)