“せわずき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
世話好75.0%
世話好者25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええ三沢もずいぶん世話好せわずきですから」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こゝに又和歌山の城下じやうかより五十町みち一里半ほどざいに平澤村といふ小村こむらあり此處へ先年せんねん信州者にて夫婦にむすめ一人ひとりつれし千ヶまゐりの平左衞門と申者來りぬ名主なぬし甚兵衞は至て世話好せわずきにて遂に此三人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
世話好者せわずきの多きは常なるに傳吉か宅へ其夜來し人々は翌朝五六人おせんを野尻のじり宿の與惣次方へおくり行き前夜の始末しまつを話し又傳吉が心の廣きこと恨みある伯母に艱難辛苦かんなんしんくしてためし金の半分を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)