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せいくら
ふりがな文庫
“せいくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
背競
33.3%
丈較
16.7%
脊比
16.7%
脊較
16.7%
長競
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背競
(逆引き)
弟どもも一人一人の知行は
殖
(
ふ
)
えながら、これまで千石以上の本家によって、大木の陰に立っているように思っていたのが、今は
橡栗
(
どんぐり
)
の
背競
(
せいくら
)
べになって、ありがたいようで迷惑な思いをした。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
せいくら(背競)の例文をもっと
(2作品)
見る
丈較
(逆引き)
何
(
ど
)
うせ凡人を免れない。世の中はドン栗の
丈較
(
せいくら
)
べだ。何方のドン栗の丈が高いか? 詰まり凡人としての二人の生活を有りのまゝに描けばよいのである。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
周囲が
団栗
(
どんぐり
)
の
丈較
(
せいくら
)
べだから、すぐに頭角を
露
(
あらわ
)
す。優良若旦那の好一対、お神酒徳利として認められたのは
夙
(
つと
)
にこの頃からだった。調子に乗って、手張りも熾んにやったが、大きな損はしない。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
せいくら(丈較)の例文をもっと
(1作品)
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脊比
(逆引き)
葉子は立って行って、小夜子と
脊比
(
せいくら
)
べをしたりして、親しみを示そうとしたが、いずれも気持が
釈
(
と
)
かれずじまいであった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
せいくら(脊比)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
脊較
(逆引き)
白根葵の咲いた崖腹を一町
許
(
ばかり
)
行くとまた屏風が始まる、一曲して鋭く右に折れた河の中では、花崗片麻岩の大塊が
脊較
(
せいくら
)
べをして、水は其上を
勢込
(
いきおいこ
)
んで駆け上り駆け下りている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
せいくら(脊較)の例文をもっと
(1作品)
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長競
(逆引き)
サア事だと前の処へ還れば、蛇の団堆でなくて黄金ばかり積まれいた。因ってこれを分ち取り、その半を以て、寺一つ建てたという。わが邦も竹林などに蛇夥しく
聚
(
あつ
)
まる事あり、蛇の
長競
(
せいくら
)
べと俗称す。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
せいくら(長競)の例文をもっと
(1作品)
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