“すんしゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
駿州100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年の旅は甲州に始まり、佐渡を訪ね野州に入り、参州や駿州すんしゅうを廻って後、越後に深く入りました。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
この涼しさに元気づいて、半分は冗戯じょうだんだが、旅をすれば色々の事がある。駿州すんしゅうの阿部川もちは、そっくりしょうのものに木でこしらえたのを、盆にのせて、看板に出してあると云います。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伊予のの蕪及び絹皮ザボン、大阪のおこし、京都の八橋煎餅やつはしせんべい上州じょうしゅう干饂飩ほしうどん野州やしゅうねぎ三河みかわの魚煎餅、石見いわみあゆの卵、大阪の奈良漬、駿州すんしゅう蜜柑みかん、仙台のたいの粕漬、伊予の鯛の粕漬
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)