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すみび
ふりがな文庫
“すみび”の漢字の書き方と例文
語句
割合
炭火
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炭火
(逆引き)
例へば雪みぞれの
廂
(
ひさし
)
を打つ時なぞ
田村屋好
(
たむらやごの
)
みの
唐桟
(
とうざん
)
の
褞袍
(
どてら
)
に
辛
(
から
)
くも身の
悪寒
(
おかん
)
を
凌
(
しの
)
ぎつつ消えかかりたる
炭火
(
すみび
)
吹起し
孤燈
(
ことう
)
の
下
(
もと
)
に煎薬煮立つれば
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
部屋のなかの
大火鉢
(
おおひばち
)
には、
炭火
(
すみび
)
がかっかっとおこっていて、あたりいちめん、肉のこげるような
匂
(
にお
)
いが
充満
(
じゅうまん
)
しているのだ。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しかし目だけは天才らしい
閃
(
ひらめ
)
きを持っているのですよ。彼の目は
一塊
(
いっかい
)
の
炭火
(
すみび
)
のように不断の熱を
孕
(
はら
)
んでいる。——そう云う目をしているのですよ。
或恋愛小説
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
すみび(炭火)の例文をもっと
(21作品)
見る
“すみび”の意味
《名詞》
すみび【炭火】
木炭でおこした火。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おき
ずみび
たんくわ