“すかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
皇海50.0%
数階33.3%
数回16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村から見られる山は東京には及びませんがなり多数で、男体、皇海すかい袈裟丸けさまる武尊ほたかを始め小野子、子持、榛名、浅間、妙義、荒船、御荷鉾みかぼ、秩父連山等は言うに及ばず
登山談義 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
○さて御若年より数階すかい給ひて後、寛平くわんびやう九年御年五十三権大納言右□将をかねらる。此時時平しへい大納言ににんぜられ左□将を兼、 菅神と並び立て執政しつせいたり。
此れより山間の屈曲せる処を通る。径路あるも、然れども予が目には知る事あたわざるなり。数回すかい川を渡り、峻坂しゅんはんを登り、オヨチに至る。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
かかる数回すかいの厄難を重ねたるは、此れ天恵の厚き試験たるを感悟して、老朽に尚勇あらん事を怠らざるなり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)