“じょうれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定例88.9%
常例11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがあなた、よくわかりませんのでございますよ、諏訪の方からおいでになった大抵のお客様はひとまず、これへお休み下さるのが定例じょうれいでございますのに、そのお客様ばかりはここを
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
御老中は勿論将軍家も年に二度ぐらいはおなりになるという定例じょうれいでございます、すなわち正面の高座敷たかざしきが将軍家の御座所でございまして、御老中、若年寄わかどしより、寺社奉行、大目附おおめつけ御勘定ごかんじょう奉行、こおり奉行
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
胴のまわり一メートル三、厚さ十センチというでかい蟒の胴を輪切りにした燻製が、常例じょうれいビフテキに使っていた特大皿から、はみ出しそうになっているのである。