トップ
>
じばち
ふりがな文庫
“じばち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
地蜂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地蜂
(逆引き)
「
昆虫
(
こんちゅう
)
の生活」という書物を読んだ時に、
地蜂
(
じばち
)
のあるものが蜘蛛を攻撃して、その毒針を正確に蜘蛛の胸の一局部に刺し通してこれを
麻痺
(
まひ
)
させるという記事があった。
簔虫と蜘蛛
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
香
(
かんば
)
しい
樅
(
もみ
)
の木のまわりで、一条の日の光の中で、物狂わしく回転してる昆虫のロンド、蚊のファンファーレ、
地蜂
(
じばち
)
のオルガンの音、木の
梢
(
こずえ
)
に鐘のようにふるえてる野蜂の集団の音、または
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
熊
(
くま
)
、
鹿
(
しか
)
、
猪
(
いのしし
)
などの野獣の肉を食い、谷間の土に巣をかける
地蜂
(
じばち
)
の子を賞美し、
肴
(
さかな
)
と言えば塩辛いさんまか、
鰯
(
いわし
)
か、一年に一度の
塩鰤
(
しおぶり
)
が膳につくのは年取りの祝いの時ぐらいにきまったものである。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
じばち(地蜂)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
ぢばち