“しょうきち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正吉80.0%
庄吉6.7%
承吉6.7%
昌吉6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下手な雑俳をたしなつゆ正吉しょうきちという中老人、これは野幇間のだいこのような男ですが、筆蹟が良いので瓢々斎に調法がられ、方々の献句けんくの代筆などをして、毎日のように入りびたっておりました。
梅「あの眞達しんたつさん、庄吉しょうきちさん……居ないの、何方どなたいらっしゃいませんか」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
葡萄ぶどうとりにおらも連れでがないが。」二年生の承吉しょうきちも言いました。
風の又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
成斎には二子三女があって、長男生輒せいしょうは早世し、次男信之のぶゆきが家を継いだ。通称は俊治しゅんじである。俊治の子は鎰之助いつのすけ、鎰之助の養嗣子は、今本郷区駒込こまごめ動坂町どうざかちょうにいる昌吉しょうきちさんである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)