“しゅほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒保60.0%
酒舗40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんしろ麦飯の七八はいもひっかけて居ったンだからね。酒保しゅほに飛んで行き/\したって話してました。今じゃ大きにらくになったってますよ。最早もうあと一年半でけえって来ますだよ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
すこぶる真面目まじめな顔をしているが、早く当番を済まして、例の酒舗しゅほで一杯傾けて、一件いっけんにからかって遊びたいという人相である。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
このことあって以来、快活林第一の酒舗しゅほといわれる角店は、また一倍の大繁昌を呼び直した。施恩があるじに坐ったのはいうまでもなく、父の管営かんえいも、ときどき騎馬で景気を見にやってくる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)