“しゃもじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杓子70.0%
杓文字20.0%
飯匕10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「城太さんが、私たちをお杓子しゃもじですって。——そして、神様なんて拝むのは嫌なこッたっていうんですよ」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや、まじめだよ。この擂粉木と杓子しゃもじの恩を忘れてどうする。おかめひょっとこのように滑稽おどけもの扱いにするのは不届き千万さ。」
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すると、その言葉が何か魔除まよけの呪文じゅもんででもあったかのように、塀の上の目鼻も判然としない杓文字しゃもじに似た小さい顔が、すっと消えた。
春の盗賊 (新字新仮名) / 太宰治(著)
銅壺どうこの湯をして、杓文字しゃもじで一つ軽くおさえて、
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
凉炉と膳との蔭に土鍋が置いてあって共に飯匕しゃもじが添えて有るのを見れば其処らに飯桶おはちの見えぬのも道理である。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)