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ざいかた
ふりがな文庫
“ざいかた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
在方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
在方
(逆引き)
「二番目の兄が、この宿場の
在方
(
ざいかた
)
で、手習師匠をしておりまする。それへ身を寄せて、中風を養生しておりますが、もう
老
(
よ
)
る年のこととて」
大谷刑部
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところで
藝者
(
げいしや
)
は、
娼妓
(
をやま
)
は?……をやま、
尾山
(
をやま
)
と
申
(
まを
)
すは、
金澤
(
かなざは
)
の
古稱
(
こしよう
)
にして、
在方
(
ざいかた
)
鄰國
(
りんごく
)
の
人達
(
ひとたち
)
は
今
(
いま
)
も
城下
(
じやうか
)
に
出
(
い
)
づる
事
(
こと
)
を、
尾山
(
をやま
)
にゆくと
申
(
まを
)
すことなり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
芸妓屋
(
げいしゃや
)
が六七軒に、旅館以外の
料亭
(
りょうてい
)
と四五軒の待合がお出先で、
在方
(
ざいかた
)
の
旦那衆
(
だんなしゅう
)
に土地の銀行家、病院の医員、商人、官庁筋の人たちが客であった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
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