“さんてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三汀33.3%
算定33.3%
刪定16.7%
参邸16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芥川あくたがわ我鬼がき久米くめ三汀さんてい等来り共に句作。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
その中に、特にここでごひろうしておきたいのは「細胞内における分子配列と、生命誕生の可能性、ならびにその新確率論しんかくりつろんによる算定さんていについて」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
旧社分散シ索居さっきょノ嘆ナキあたハズ。たちまち書ヲかたじけなくシ、大集ノ刪定さんていしょくセラル。忙手繙読はんどくスルニ一堂ノ上ニ相会晤かいごスルガ如シ。楽ことニ甚シ。すなわち一夕ニシテ業ヲフ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
頃日けいじつ誠ソノ旧居ヲ訪ヒ令愛芳樹女史ヲ見ル。女史遺稿若干首ヲ出シ、誠ニ示シテ曰ク、コレ先人易簀ノ前数日刪定さんていスル所ノ者ナリ。恨ムラクハイマダコレヲ刻スルニ及バズシテめいスト。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「もう日も暮れたから、参邸さんていは明朝にする。どこかその辺へ一泊して。——勘太、宿をさがせ」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)