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ささだけ
ふりがな文庫
“ささだけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
笹竹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笹竹
(逆引き)
壇の四方には、
笹竹
(
ささだけ
)
を建て、
清縄
(
せいじょう
)
をめぐらして
金紙
(
きんし
)
銀箋
(
ぎんせん
)
の
華
(
はな
)
をつらね、土製の白馬を
贄
(
いけにえ
)
にして天を祭り、烏牛を
屠
(
ほふ
)
ったことにして、地神を
祠
(
まつ
)
った。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこには
笹竹
(
ささだけ
)
や芹などの雑草が生え、塵芥にまみれて捨てられてる、
我楽多
(
がらくた
)
の瀬戸物などの破片の上に、晩春の日だまりが力なく漂っているのである。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
門飾の
笹竹
(
ささだけ
)
が、がさがさと
憊
(
くたび
)
れた神経に刺さるような音を立て、風の
向
(
むき
)
で時々耳に立つ遠くの町の群衆の
跫音
(
あしおと
)
が、
潮
(
うしお
)
でも寄せて来るように思い
做
(
な
)
された。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ささだけ(笹竹)の例文をもっと
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