“ごびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゴビョウ
語句割合
御廟85.7%
五瓶14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ましてや、流れも清き徳川の源、権現様ごんげんさま御廟ごびょうをおつくろい申しあげるのですから、たとい、一藩はそのまま食うや食わずに枯れはてても、君の馬前に討死すると同じ武士もののふの本望——
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
昔、醍醐だいご帝の御代、御夢に弘法大師が現われ、檜皮色ひはだいろの御衣を着せるようにというお告げがあった。勅使中納言資澄すけすみ般若寺はんにゃじの僧観賢かんけんを連れて、高野山に上り、御廟ごびょうとびらを押し開いた。
五智光院ごちこういんを建立、亀井かめいの水を五瓶ごびょう智水ちすいとして伝法灌頂でんぽうかんじょうをお遂げになったのである。