“ごてんじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御殿中50.0%
御転住50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると長持ながもちの上にていた二ひきねこ目早めばやつけて、いきなりりて、ねずみをまわしました。みんなは「あれあれ。」とさけんで、総立そうだちになって、やがて御殿中ごてんじゅうおおさわぎになりました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
又「なにさ、僕が斯様かよう不体裁ふていさい姿なりでまいったゆえ、君の所の雇人奴やといにんめおおきに驚き、銭貰いかと思い、しからん失敬な取扱いをしたが、それはまアよろしいが、君はまアはからざる所へ御転住ごてんじゅうで」