“ごず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牛頭92.9%
五圖7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……まん中に呪い殺したい奴の人形を書き、右左から牛頭ごず馬頭めずと二人の亡者に両手を引かせた絵をかく。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
死骸になっての、空蝉うつせみの藻脱けたはだは、人間の手を離れて牛頭ごず馬頭めずの腕に上下からつかまれる。や、そこを見せたい。その仮髪かつらぢゃ、お稲の髪には念を入れた。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かようなたま古墳こふん發掘はつくつせられたとき、たいていつちなかまじつてゐますから、すぐにつからないことがあります。それでつちふるひにかけてよくさがさなければなりません。(第六十四だいろくじゆうし五圖ごず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)